【開催報告】介護保険と鍼灸セルフケアを学ぶ「府民公開講座」を主催しました

こんにちは。

東大阪の「いわつ鍼灸治療院 善根寺」の岩津です。

私は現在、大阪府鍼灸師会の理事・普及啓発委員長を務めており、地域の皆さまに鍼灸の良さを知っていただく活動にも力を入れています。

令和7年7月13日（日）、東大阪市にて「 府民公開講座」を開催いたしました。

今回は、介護保険制度の基本的な知識と、鍼灸を活用したセルフケア方法をテーマに、少人数制でアットホームな雰囲気の中、参加者の皆さまと有意義な時間を過ごすことができました。

介護保険っていつ・どうやって使うの？制度の基本を学ぶ

今回の講座では、介護保険について「何となく聞いたことはあるけど、実際どう使うのかよくわからない…」という方向けに、申請の流れや実際の使い方、気をつけたいポイントなどを分かりやすく解説しました。

講師は、介護現場でも長年ご活躍されている永澤至子先生。

制度の仕組みから申請まで、専門用語を使わず丁寧に教えていただき、参加者からは「もっと早く聞いておきたかった」「身近な人に教えてあげたい」といった声も。

さらに、講座の最後にはちょっとした介護保険クイズも実施し、楽しく学びを深めていただけました。

鍼灸は“予防の医学”｜せんねん灸を使ったお灸体験も

後半では、「鍼灸は予防の医学」という観点から、日常に取り入れられるセルフケアとしてのお灸をご紹介しました。

実際に「合谷（ごうこく）」「足三里（あしさんり）」という代表的なツボにせんねん灸を据える体験を行い、初めてのお灸に皆さん少しドキドキしながらも「気持ちよかった」「家でもやってみたい！」と好評でした。

また、今回ご協力いただいたセネファ株式会社様からは、せんねん灸のサンプルをご提供いただき、参加者の皆さまにお土産としてお持ち帰りいただきました。

改めて感謝申し上げます。

少人数制だからこそ生まれる、質問しやすい雰囲気

昨年度より、府民公開講座は小規模開催へと方針転換しています。

講師との距離が近く、その場で気軽に質問できる雰囲気が好評でした。

「次回もぜひ参加したい」「知人にも勧めたい」といった前向きなお声もいただいております。

次回、東大阪で開催される際はお知らせいたしますのでぜひご参加ください！